野球など投球スポーツにおける
肘や指先への痺れに関してご説明いたします。
痺れとは

痺れるといった症状はすべて神経の伝達によるものです。
・皆さんも一度は正座した後足が痺れた
・肘ををぶつけて指先まで痺れた
などの経験はおもちだと思います。これは一瞬の痺れであれば特別問題はなく、抹消神経による異常が起きましたという電気信号が脳へ発せられ『痺れ』として体に反応が起こります。
また神経は圧迫されると敏感に反応するようにできているため正座など血流を遮断し続け神経を圧迫することで痺れといった症状が現れます
腕の神経について

野球における痺れの原因について

1:首の筋肉により神経が圧迫されている
上記の画像に黄色い紐のようなものが神経となり、2つの筋肉の間からでているのが分かると思います。これは斜角筋といいこの筋肉が緊張することで肘や指先まで痺れるといった症状が現れます。

2:肘の骨により神経が圧迫されている
肘の骨により神経が圧迫され痺れが出ている場合は、骨に何らかの問題が発生していることがあり投球時のみではなく日常生活例えば、字を書くとき、物をつかんだ時、手をグーにしたときなどでも痺れが発生する場合は投球動作は控え治療に専念することが必要と考えられます。
投球動作における原因について


上記画像2つは悪い例です。
当院でも多くの野球をおこなっている方の投球動作を診させていただいておりますが、日常生活には支障はないが投げると指先や肘がしびれるといった症状の方のフォームはほとんど
リリース時に首が傾いている
その原因としては、右利きの方は左足を最大まで上げる動作(ワンドアップ期)での利き手の肩、グラブ側の手が極端に不均等のケースが多いです。
不均等になっているためリリース時に調整しようと首を傾けて真正面をとらえようとするため首の筋肉に負担が加わり指先または肘周辺にしびれが生じます。


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