サーフィンライス処置

サーフィンライス処置

サーフィンでは様々なケガが存在します。腰痛や肩が痛いなどの慢性的なケガもありますが、最も多い突発的なケガは下半身のケガです。特にエアーの着地の際に足首や膝を痛める割合が多く、痛めてしまったときのご自宅でできる対処方法をご紹介します。もちろん痛みが減少しない場合や、何もしていなくても痛みがある場合は医療機関への受診をおすすめします。

ケガの対処方法について

ケガの対処方法で最も簡易的で有効な事はライス処置です。

ライス処置とは英語で(RICE)の頭文字をとった処置方法です。

R=REST▶︎安静 I=ICE▶︎アイシング C=Compression▶︎圧迫 E=Elevation▶︎挙上

この安静、アイシング、圧迫、挙上の4つをおこなう事でケガの二次的外傷を防ぎ、早くサーフィンなどの活動に復帰できる処置方法となります。

足首を負傷した場合のライス処置例を下記に記載します。

・安静

ケガをした後は安静が第一。

・アイシング

自宅に氷嚢があれば氷嚢を使います、もし無ければビニール袋に氷と少しのお水を入れます。その際タオルなどでしっかり縛ります。

・圧迫

タオルなどで負傷している部分を中心に縛って圧迫します。その際、縛っている足の爪を押して白くなってから赤みが戻るようならOKですが、爪が白いままなら圧迫がきつすぎて血液の流れが止まっていますので少し緩めてください。

・挙上

足など負傷した部分を自分の心臓よりも高い位置を保ってください、負傷後は炎症が起きているため血液が負傷している部分に集まりやすく、集まる事で充血し二次的損傷を助長させます