低周波治療器と高周波治療器ハイボルテージの違い
整骨院で使用される電気治療には「低周波治療器」と「高周波治療器(ハイボルテージ)」があります。それぞれの特徴や効果を比較し、まとめます。
低周波治療器とは?
低い周波数の電流を使用し、筋肉や神経を刺激して血流を促進し、痛みを和らげます。
特徴
- 周波数:1Hz~1000Hz程度
- 作用:皮膚や筋肉の浅い部分に影響
- 効果:血流促進、コリの解消
- 用途:肩こり、ひざ痛、腰痛、神経痛
高周波治療器(ハイボルテージ)とは?
高電圧の電流を用い、深部の筋肉や神経に作用し、痛みの緩和や治癒促進を行います。
特徴
- 周波数:1MHz以上
- 作用:深部の筋肉や神経に直接作用
- 効果:炎症の軽減、痛みの緩和
- 用途:捻挫、ぎっくり腰、スポーツ障害
低周波と高周波ハイボルテージの比較
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低周波治療 |
高周波(ハイボルテージ) |
対象 |
表層の筋肉や神経 |
深部の筋肉や神経 |
痛みの種類 |
慢性的なコリや軽度の痛み |
急性の強い痛みや炎症 |
使用感 |
ピリピリとした刺激 |
深く響くような感覚 |
即効性 |
比較的穏やかな効果 |
即効性が高い |
適応症状 |
肩こり・腰痛・疲労回復 |
捻挫・ぎっくり腰・スポーツ障害 |
まとめ
低周波治療は一般的なひざ痛や腰痛に、高周波治療(ハイボルテージ)は急性の痛みやスポーツ障害に適しています。適切な治療を選ぶために、専門家に相談しましょう。