捻挫について

捻挫の治療や自宅でできる応急処置方法をご紹介致します

捻挫について

捻挫とは

文字通り“捻る(ひねる)+挫く(くじく)”ことをいいます。通常、捻挫は関節部分にのみ発生するケガを指し、関節部分以外では打撲や骨折に分類されます。

関節部分は骨と骨が連結しているため連結部分には関節包(関節を覆っている袋状のもの)や靭帯などが必ず存在し大なり小なりそういった部分に損傷を及ぼすものが捻挫です。

捻挫後は腫れる、熱感(熱を発生する)、内出血などの症状を伴うことが多いため、たいした事ないと思っても必ずアイシングを行ないましょう。時間は15分から20分間、冷水ではなく氷水、もしくはアイスパックなどを皮膚に密着させることが重要です。

受傷儀48時間はお風呂に長くつかる等の血行を促す事はひかえましょう。

下記に自宅でできる捻挫後の処置方法を動画で紹介していますので参考にしてください。

捻挫の治療について

当院で行なっております捻挫の治療方法は症状や捻挫の損傷度合いによりますが、最も多い足首の捻挫の治療方法の一例をご紹介致します。

 

①アイシング

:問診中にアイシングを行ないます

電気治療

:患部に血行を促進させない電気周波を使い痛み減少を促します

 

③超音波

:音波を患部にあてながら組織の修復を促します※受傷後で炎症期の場合は行ないません

 

④手技(マッサージ)

:足首を構成している筋肉の緊張を和らげる事で修復力を促進します

 

⑤固定

:損傷度合いや治療経過によって包帯でしっかりと足首が動かさないようにします。ある程度経過を観察し固定期間を長くしすぎる事によってかえって治りが遅くなる可能性もあるためキネシオテープで固定性と運動性を兼ね備えた形で固定します。固定は早期にしっかりとすることにより治療期間もかなり変わってきます。

 

※スポーツなどで大会に参加したいけど、痛みが・・・という方ご相談ください!スポーツ特性などを検討のうえパフォーマンスを維持し痛みを抑えるよう最大限お手伝い致します!!

マッサージ&物理療法

自宅でできる捻挫応急処置

足首捻挫に対するアイシング方法

足首捻挫に対するリハビリ方法

捻挫のリハビリ方法は様々あります。

上記でも説明しているように捻挫の場合はまずは固定と安静が重要です。

炎症が落ち着いた状態(治癒期)にはいったところで積極的にリハビリを開始します。

 

リハビリ方法としては

 

・物理療法

低周波治療器、超音波マッサージなど医療機器を用いて捻挫により損傷した組織を修復することが主体に行う治療法

 

・運動療法

名前のとおりで足首など捻挫で負傷した部分に対し捻る、荷重を加えるなどの運動をおこない元の日常生活に戻れるように運動をおこないます

 

足首捻挫のためのリハビリ方法としては大きく分け上記の2種類があります。

下記動画のタオルを使ってのリハビリ方法は固定が終わってからの方法となります。

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