サーファーの肩痛について

サーフィンの中で腰痛の次に多い障害が肩の痛みです。

ここではサーフィンによる肩の痛みについてご紹介致します。

サーフィンのパドルよる肩痛とは

サーフィンによる肩痛はパドリングによる影響がほとんどです。サーフィンは競技特性上パドリングしている時間と波待ちしている時間が大半となります。実際に波に乗り板の上に立っているのは全体の5%そのため、パドリングを無理な姿勢で繰り返すために肩の関節に炎症を来たし痛みが発生します。ここではサーフィンの肩障害で最も多く大半を占めている“インピンジメント症候群”についてご紹介致します。

サーファーを悩ませるインピンジメント症候群とは

インピンジメント症候群とはインピンジメント=衝突・挟まれるという意味を持っており、筋肉が自分の骨によって挟まれるまたは衝撃を与えられる事で炎症を来たし痛みを発生させるというケガの事です。

では具体的にどこの部分が損傷しているのか?

下記画像にあります、黄色い部分の筋肉を棘上筋といいます、この筋肉が衝突または挟み込まれる事によって肩に痛みを発生させています。

また、肩甲骨の動きが悪い事で肩関節へ負担を加えインピンジメント症候群にもなりやすいと考えられます。通常肩甲骨は腕を前や横へ挙げるとき一緒に稼動しているのですが肩甲骨が固いために肩関節のみで腕の動きをおこなうために肩へ負担が加わり障害を発生させます。

この3つがあてはまるサーファーは危険信号

インピンジメント症候群になりやすい方の特徴

次のような特徴に当てはまる方は、肩に負担がかかりやすく、インピンジメント症候群を起こしやすいと考えられます。

  • 普段デスクワークで肩が凝っている
  • サーフィンの前に準備運動をしない
  • 肩甲骨が固い

上記の三つに当てはまる方は、インピンジメント症候群になりやすい状態にあると考えられます。

一番重要なのは肩甲骨の動きです

インピンジメント症候群を考えるうえで、特に重要なのが肩甲骨の動きです。

サーフィンのパドリング動作では、腕だけでなく肩甲骨も必ず一緒に動いています。しかし、肩甲骨の動きがうまく制御されていなかったり、可動域が低下していたりすると、肩関節に余計な負担がかかりやすくなります。

さらに、普段のデスクワークによって肩甲骨まわりや首の付け根の筋肉が緊張していると、肩甲骨の動きがより制限され、結果として肩への負担が増え、インピンジメント症候群の原因になりやすくなります。

サーフィン前簡単準備体操(肩編)

サーファー肩痛腰痛改善筋膜リリース

サーフィンによる肩の痛みや腰痛にお悩みの方へ。動画でセルフケアの方法をわかりやすくご紹介しています。

サーファー肩痛腰痛改善筋膜リリース
サーファー肩痛腰痛改善筋膜リリース
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公開日:2018年12月24日

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休診日
木曜
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駐車場:5台完備

よくある質問

サーファーの肩の痛みに関するよくある質問

サーフィンによる肩の痛みについて、患者さまからよくいただくご質問をまとめました。再開時期や日常生活での注意点など、気になるポイントをわかりやすくご紹介します。

Q1
肩が動かして痛みがありますがサーフィンはやっていいですか?
状態によりますが、控えたほうが良いと考えられます。サーフィンに伴う肩の痛みの場合は、肩関節の炎症や腱の損傷などが多くみられるため、痛みを早く減少させるためには一度サーフィンを控えることをおすすめしています。
Q2
サーフィンを早くはじめたいのですが日常生活で気を付けることはありますか?
肩の痛みが出ない範囲で動かすことが重要です。サーフィンでの肩の痛みを伴う多くの場合は炎症です。その炎症は血行により改善が期待できます。そのため、安静にしすぎることや使わなすぎることもあまり良くなく、痛みが出ない範囲で肩や腕を動かすことが大切です。
Q3
どの程度でサーフィンを再開できますか?
肩の状態によりますが、当院にサーフィンによる肩の痛みで来院される方では、2週間~1か月半程度、週1回から2回の治療でサーフィンができるようになっているケースが多くみられます。
Q4
サーフィン後にケアは必要ですか?
必要です。ただし当院では、サーフィン後のケアだけでなく、サーフィン前の体操や準備運動のほうがより重要だと考えています。もちろん前後どちらもできれば理想的です。サーフィンのパドリングでは、日常生活では行わない肩や肩甲骨の動きを何度も繰り返します。そのため、筋肉が固まった状態でいきなりサーフィンを行うと、肩に痛みが発生するリスクが大きく高まります。ウォーミングアップは非常に重要です。