スタンドアップパドル・サーフィンによって違和感や痛みが発生した部位別統計として
男女ともに腰が最も多く、次いで男女ともに肩となりました。
上記の図のように当整骨院ブースを活用した選手は3日間でのべ84名の方にご利用いただきました。
男女とも最も多く痛みや違和感などをうったえていたのが腰となりました。次いで男女ともに肩に対する症状を訴えているという統計となります。競技年数別にも統計をおこないましたが、競技別と性別での差は見受けられませんでした。大変多くの方に当整骨院ブースをご利用いただきまして誠にありがとうございました。
多くのスタンドアップパドルの選手をマッサージなり、ストレッチなりおこなわせていただき一番感じたことは腰や肩が痛いまたは筋肉が緊張していると訴えている選手はみな胸椎関節の可動域が狭いまたは前鋸筋に左右差が強いと感じました。やはりパドルで長い距離を左右で漕ぎ続けるという競技特性上左右差などが生まれてしまうことは仕方がないとは思いますが、より左右差が少ないことで体への負担が少なくなると考えられます。また、腕だけで漕ぎ続けるのは困難なため体を大きく使うため腰や肩などにも負担が加わるのではと考えられます。しかしヘルニアや分離症など骨に関する重症な疾患は徒手検査と問診では見受けられませんでした。