ケガの状態により原因は様々考えられます。突発的な肩痛の場合であれば打撲や捻挫なのですが、サーフィンにより肩を痛めた場合最も多いのは筋肉、靭帯や腱などの組織損傷です。
その原因としては肩甲骨の可動域が大きな原因であると考えています。
肩甲骨は肩関節をパドリングなどをおこなう際大変重要な役割をしています。よくパドリングは肩甲骨を動かしながらやりましょう!などと耳にした事はあると思います。確かに動かす様に意識することは重要です。ですが肩甲骨周辺の筋肉が緊張することで肩甲骨の動きを制限します。
肩関節を動かす際に必ず肩甲骨も連動します、この事を“肩甲上腕リズム”といいます。これは腕の骨が挙るときに肩甲骨も一緒に連動する際、腕の角度2度動くと肩甲骨が1度動くようにできています。そのため、肩甲骨周辺の筋肉の緊張によるパドリングの際肩甲骨が動かず腕だけに負担を加え。肩関節に痛みがでます。