ぎっくり腰

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは腰痛の中でいう俗名であり正式には“急性腰痛”といいます。余談ですがドイツでは【魔女の一撃】と言われているくらい急激な痛みが襲うのが特徴です。 では具体的にどのようなものなのかを下記に記載していきます。

ぎっくり腰の原因について

原因は正直現段階の医学では確実な原因は立証されていません。ぎっくり腰と一括りで表しても私の実際の経験から

“物をもちあげたら”が最も多く原因と聞く内容です。

しかし ②“椅子から立ち上がったら”や“歩いていたら”など腰にそこまで大きな負担がかかっているとは考えずらい状態であるにも関わらず、症状としてはぎっくり腰と同じような状態で来院される方もいらっしゃいます。このようにぎっくり腰は各個人の家庭環境、職業(通勤方法、通勤時間なども含む)、趣味、しいては最近ではストレス具合、内臓などもぎっくり腰になる一つの原因ともいわれています。 しかし、一つだけ言えることは股関節、骨盤、背骨の柔軟性の減少と筋力の減少はぎっくり腰になる方はほぼすべての方に存在しています。

ぎっくり腰の症状について

ぎっくり腰の症状も様々あります。

①体を動かすときにどこかわからないが腰がとにかく痛い!   

これは腰の骨と骨の間にあります椎間板というクッション材が強く 炎症を起こしているか、筋肉に炎症を起こしているためその部分に負荷が少しでも加わると強い痛みが出ます

②腰の上部が痛い  

この状況は比較的治療期間は短いと私自身は実感しています。腰の上部が痛い場合は筋肉の炎症と緊張が主な原因が多いためです。

③骨盤の少し上が痛い  

このようなぎっくり腰の症状が最も多いです。それは背骨の構造に問題があると考えており、胸椎という背骨の部分と腰椎という部分の連結部分が腰を曲げたり伸ばすときに最も負担がかかる部分のためであり、その部分が骨盤の少し上にあたります。

④骨盤、お尻が痛い 骨盤周辺が痛い

これはぎっくり腰というよりも、“徐々に腰の痛みが強くなり動けなくなった・・・”という方が多いです。これは仙腸関節炎の可能性が高く関節の炎症による痛みとなります。

ぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰に不運にも実際になってしまった場合どうするべきかについて記載いたします。

①【とにかく痛い!】ではどうする?

“できるだけ動く!”いやいやぎっくり腰は猛烈に痛いし無理ですよ。。。と思う方も大勢いらっしゃいます。しかし実際できる範囲で体を動かすことが重要です。ここでいう“できるだけ動く”というのは、気合でウォーキングに出かけるとかランニングするとかではなく、痛いからと言って安静にし続けることはぎっくり腰の痛みを長期化させます。

②温めるの?冷やすの?

これはどちらでもいいと2018年に発刊されました腰痛診療ガイドという専門書にもデータを基に記載されています。痛みが減少する割合は温めても、冷やしても同じであり、個人差が大きいという結論に基づいでいます。しかし私個人の経験からしますと“温めたほうが良い!”と考えており、患者さんにも温めるようにお伝えしています。これは炎症が起きており痛みがあるのは事実ですが、その炎症を起こした原因は可動域の減少や筋肉の緊張によるものが多いため温めることで痛みの減少が起きていると考えているからです。

③ぎっくり腰にシップは有効ですか?また冷シップ?温シップ?どちらでしょうか?

シップには抗炎症剤や疼痛緩和剤といって炎症を抑える薬や痛みを和らげる薬が塗り込まれ、その薬が皮膚を透過して血液に乗り全身にいきわたるといった効果があります。そのためぎっくり腰にシップは効果的と考えられます。また、冷シップ、温シップこれはどちらでも結構です。この2種類の違いは筋肉などの組織を冷やしたり温めているわけでなく、感覚神経に働きかけ冷たく感じる、温かく感じるというものですのでどちらでも結構です。

ぎっくり腰で動けない場合の対処方法

上記には“できるだけ動く”と記載しました。しかし痛みが強すぎて動けない場合もあります、その場合は画像のような姿勢が効果的です。

①痛みが強いほうを上にし横向き

 ※左右どちらも痛い場合は楽な方を上にしてください

②背中をエビのように丸める

③モモに枕を入れ腰にかかる負担を減らす。

ぎっくり腰など腰痛のテーピング方法

    pagetop