回内足(かいないそく)と足底アーチの関係について
足の裏のアーチと回内足(かいないそく)は密接な関係にあります、基本的にはアーチが崩れることにより足首やふくらはぎに負担が大きく加わり、回内測になってしまうのですが、逆もあり得ます。
例えばマラソンなど走り込みを長期間繰り返すことでふくらはぎの筋肉が緊張しすぎてしまうことで回内足となりアーチが崩れ足首や膝に負担がかかり痛みなどの症状が発生します。
ここでは、回内足とはなにか?またその対処方法のテーピングとアーチを向上させるためのトレーニング方法をご紹介致します。
回内足とは
回内足(かいそくそく)は踵(かかと)の向きが内側へ向いている状態のことをいいます。
踵が内側へ向いていると、自分の重心は通常足指の人差し指と中指の間に一番乗るように体の骨は構造されているのですが、踵が内側へ向く事で、重心の乗る位置が内側へ入り、足首の内側の靭帯や前スネ内側の筋肉、膝の内側へ重心が加わり、スポーツ外傷などを引き起こします。

回内足テーピング
回内足のテーピングはキネシオロジーテープという伸縮性のあるテープを使用します。
長さは5センチメートルの幅のテープを使用します。
スタートは自分の内くるぶし下から、踵を通って外側へ巻き上げます
これを3分の1ずつずらし、2枚貼ります、最後に一番上と下に横からテープを貼りはがれるのを防ぎ完了です。


足裏アーチについて
足の裏は土踏まずの部分が少しえぐれた形で高くなっていると思いますが、この部分が筋肉や骨の形で形成されています。この部分は体重がかかっても通常つぶれることはないのです。 アーチはクッションのような役割をしているため、アーチが減少することにより、足の筋肉などに負担を掛けやすくなり、スポーツ障害の原因となります。
足裏アーチトレーニング方法


土踏まずの部分を中心に重心が載る様に軽くしゃがみこむような形でスクワットします。
そうすることで足の裏の筋肉に刺激が加わりアーチの向上となります。
竹踏みが一番理想的ではありますが、無ければ円柱状の硬いものであれば問題ありません。
1日15回ほどを目安に週に2~3回ほど行ってみてください。