バレーボールで発生しやすい突き指、突き指に対するご自分での対応方法やテーピング方法をご紹介します。
はじめに

バレーボールでは突き指が多くバレーボール経験者なら突き指をした事がある人が大半だと思います。
また、ブロックやスパイクを打つ前衛選手に多い特徴があります。
まず突き指をしてしまった場合の応急処置として「RICE」処置をします。
Rest:患部の安静 Icing:冷却(アイシング) Compession:包帯、テーピングでの圧迫 Elevation:患部の挙上(心臓の位置より高くする) 以上の4つが重要になり、これは突き指だけでなく捻挫や肉離れの時などにも使います。
今回は突き指受傷後の試合、練習前に手軽に巻けるテーピングをご紹介します。
バレーボールで多い突き指の原因
①ブロック時相手のスパイクに負けて指が過伸展されてしまう→ブロックの面がしっかり出来ていない
②オーバーパス時指だけでトスを上げている→体全体を使わず指だけでボールを上げている
③レシーブ時低いボールを取ろうとして床に指を突く→レシーブの構えが出来ていない、ボールの落下点が予測出来ていない
バレーボールで多い突き指の症状
①指が曲げられずレシーブの構えが出来ない
②オーバーパスが出来ない
③サーブやスパイクのインパクト時の響き
④指が開かずブロックが出来ない
指を曲げるのが痛い場合



指を伸ばすのが痛い場合



突くのが痛い場合



トレーニング

全身の動きも重要ですが指の力が弱いとオーバーパスの時に正確に真っ直ぐボールが上がらなかったり、突き指しやすくなってしまいます。
そこで普段のパス練習にメディシンボール(重たいボール)を使ってパス練習すると指の力が付きやすく、またボールが重たい分膝など体全体を使ってボールを上げられるようになります。
最初の慣れないうちは相手との距離を短くしたり、相手から手投げで投げてもらい慣れてきたら徐々に距離を伸ばすのをお勧めします。