頸椎ヘルニアについて

そのつらい首の痛み、手のしびれ、長引く首の違和感など様々な症状・・・頸椎ヘルニアかもしれません。このページでは頸椎ヘルニアの症状や原因、当院での治療方法などについて詳しくご紹介します。

頸椎ヘルニアとは

頸椎ヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)とは、頸椎(首の骨)の間にある椎間板が変性し、内部の髄核が外に飛び出して神経を圧迫する疾患です。

頸椎には7つの骨があり、その間にクッションの役割を果たす椎間板が存在します。加齢や姿勢の悪化、外傷などが原因で椎間板が変性し、神経や脊髄を圧迫すると、痛みやしびれ、運動障害などの症状が現れます。

頸椎ヘルニアの発症の原因

椎間板の中心には水分を多く含む髄核があり、その周りを線維輪が囲んでいます。加齢や外的ストレスによって線維輪に亀裂が入ると、髄核が外に飛び出し、神経根や脊髄を圧迫することで症状が発生します。特に第5~6頸椎、第6~7頸椎の部位での発生が多く見られます。

2-1. 加齢による椎間板の変性

加齢とともに椎間板の水分量が減少し、弾力性が低下します。これにより線維輪が損傷しやすくなり、髄核が外に飛び出しやすくなります。


2-2. 不良姿勢(猫背・ストレートネック)

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、首に負担がかかりやすくなります。特にストレートネックの状態では、頸椎の自然なカーブが失われ、椎間板にかかる圧力が増大し、ヘルニアを発症しやすくなります。


2-3. 外傷やスポーツによる衝撃

交通事故やスポーツ時の転倒・衝突などで首に強い衝撃が加わると、椎間板にダメージが生じやすくなります。特にコンタクトスポーツ(ラグビー、格闘技など)はリスクが高いとされています。

頸椎ヘルニアの症状

3-1. 首や肩の痛み

頸椎ヘルニアの初期症状として、首や肩の痛みが現れます。特に朝起きたときに痛みが強くなることが多く、動かすと悪化するケースもあります。


3-2. 手や腕のしびれ・脱力感

神経根が圧迫されると、腕や手のしびれ、感覚異常、脱力感が生じます。特に椎間板が突出している部分の神経が障害されると、親指や人差し指、中指にしびれが出やすくなります。


3-3. 握力低下や細かい作業の困難さ

指の動きが鈍くなり、ボタンをかける動作やペンを持つ動作が難しくなることがあります。握力の低下も見られ、物をつかむ力が弱くなる場合があります。


3-4. 頭痛やめまい、吐き気

頸椎の神経が圧迫されると、血流が悪くなり、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。場合によっては吐き気を伴うこともあります。


3-5. 下半身のしびれや歩行障害(重症例)

脊髄が強く圧迫されると、下半身のしびれや筋力低下が発生し、歩行が困難になることがあります。最悪の場合、排尿・排便障害が生じることもあり、早急な治療が必要です。

頸椎ヘルニアの治療方法

est-salvia_21

物理療法

頸椎ヘルニアでは突出した椎間板によりさまざまな症状を引き起こします。そのため超音波や低周波、高周波といった物理療法が効果的となり。痛みの抑制には高周波が特に効果的となります。高周波について詳しくは下記リンクからごらんいただけます。

data_0045

手技療法

頸椎ヘルニアの場合、首から、肩甲骨、肩、背中までの筋肉が緊張します。また首や肩甲骨の可動域も減少するため、手技療法であるマッサージやストレッチを施すことで頸椎ヘルニアの症状緩和へつながります。

IMG_5029

実費治療

当院では様々な自費診療メニューがありますが頸椎ヘルニアの方に特に効果的なものが【無重力ストレッチ モビラ】となります。上記画像のように首や体を吊り上げ重力をキャンセルすることでより可動域拡大や痺れなどの症状緩和に効果的となります。下記リンクより詳細ごらんください。

アクセス・診療時間

〒253-0034 神奈川県茅ヶ崎市緑が浜7-25
TEL:0467-84-8259

診療時間

平日・土 9:00~13:00 /16:00~20:00
日・祝 9:00~12:00 /14:00~17:00

休診日

水曜午後・木曜日

最寄駅

辻堂駅バス5分/整骨院に駐車場5台完備