腰椎分離症

腰椎分離症は、腰椎(腰の骨)の後方部分が疲労骨折を起こし、分離した状態になる疾患です。主にスポーツをする成長期の子どもや若年層に多く見られますが、成人でも発症することがあります。

腰椎分離症の原因

腰椎分離症の主な原因は、繰り返しの負荷による疲労骨折です。特に以下のような動作が要因となります。

・スポーツによる過度な負荷(野球、サッカー、バレーボールなどの激しい動き)

・姿勢の悪さや過度な腰の反り

・成長期の骨の未成熟さ

・遺伝的要因(骨の形状による影響)

腰椎分離症の症状

腰椎分離症の症状は人によって異なりますが、以下のようなものが見られます。

・腰の痛み(特に運動時)

・長時間の立位・座位での腰の違和感

・運動後の痛みの悪化

・腰の可動域制限

・下半身への痺れ感や痛み(重症化した場合)

腰椎分離症の治療(保険治療)

est-salvia_21

物理療法

腰椎分離症の場合、腰の損傷部分周辺の筋組織などは炎症が発生します、そのため低周波治療機や高周波治療器、超音波など深部に刺激を与炎症はちらすことで腰椎分離症からの痛みの緩和などにつながります。

data_0045

手技療法(マッサージやストレッチ)

腰椎分離症の場合、損傷部分に付随する筋肉や関節が固くなることで可動域の制限や痛みの増化などにつながり、痛みの原因により血行も抑制されます。そのためマッサージやストレッチなどをおこなうことで腰椎分離症からくる痛みの緩和につながります。

腰椎分離症の治療(実費治療)

esthetic-salvia_001

鍼灸治療

東洋医学の代表的な治療方法として古来よりおこなわれている鍼灸治療。鍼や灸をツボにおこなうことで痛みや痺れの改善と全身の調整に効果的です。腰椎分離症の様々な症状にひろく効果的な治療方法です。

あ (6)

無重力ストレッチ【モビラ】

湘南周辺では当院のみがおこなっているこの治療方法。体を吊り上げた状態でストレッチをおこなうことでより高い効果を獲得し、可動域の拡大や腰椎分離症の根本的な原因となります、筋力の低下部分にも刺激をおこなうことで可能となります。

腰椎分離症の治療期間について

腰椎分離症の治療期間は、個人差がありますが、一般的には以下の期間が目安となります。

軽症の場合:3~6か月(スポーツ復帰可能)

中等度の場合:6か月~1年(慎重な経過観察が必要)

重症の場合(手術後):6か月~1年以上(リハビリを継続)

腰椎分離症の予防方法

腰椎分離症を予防するためには、以下のポイントを意識することが重要です。

①適度なストレッチと体幹トレーニング

 

②正しい姿勢の維持

 

③スポーツ時の負荷をコントロールする

 

④成長期の子どもに無理な運動をさせない

アクセス・診療時間

〒253-0034 神奈川県茅ヶ崎市緑が浜7-25
TEL:0467-84-8259

診療時間

平日・土 9:00~13:00 /16:00~20:00
日・祝 9:00~12:00 /14:00~17:00

休診日

水曜午後・木曜日

最寄駅

辻堂駅バス5分/整骨院に駐車場5台完備