こんにちは、阿部です。

 

今年の夏はリオデジャネイロ オリンピック

盛り上がりましたね。

テニスプレーヤーの錦織圭選手が

96年振りに銅メダルを取った時は

普段あまりテニスの試合を見ない私でも

興奮しましたburn

 

 

さて、ここ最近当院に肘が痛いと言って

来院される患者さんが多くみられます。

肘と言っても、内側なのか外側なのか後ろなのかで

原因や治療のポイントが変わってきます。

たとえば、外側が痛いと言って来られた患者さんは

日頃からテニスをしていて、

大会に向けて練習量を増やしていたところ

痛みが出て来院されました。

検査をしたところいわゆる「テニス肘」ということが分かりました。

しかし、このテニス肘、必ずしもテニスをやっている人に

起こるとは限りません。

軽作業やパソコン作業が多い方にも

同じ症状がみられることがあります。

 

また、肘の内側が痛む「ゴルフ肘」

ゴルフをしている人だけでなく

野球やテニス、家事をしている人、

最近ではサーファーの方にも

現れる疾患です。

 

テニス肘は正式には「上腕骨外側上顆炎」と言い

ゴルフ肘は「上腕骨内側上顆炎」と言います。

 

腕は上1本下2本の計3本の骨からなっていますが、

外側上顆、内側上顆は上腕骨の一部です。

この外側・内側上顆から前腕にかけて

手首を曲げ伸ばしする筋肉があり

その筋肉を酷使すると、付着部である

外側・内側上顆が引っ張られたり

筋肉自体に疲労がたまって炎症がおき

痛みがでると言われています。

 

しかし、筋肉は1つ1つ単体でついているわけではなく

靭帯や腱、筋膜を介してつながっているので

前腕の筋肉だけ緩めても

症状はなかなか改善しないことが多いです。

前腕だけでなく、上腕の筋肉も緩めることが大切です。

 

当院では、マッサージや超音波を使うほかにも

鍼に電気を流して筋肉を他動的に動かしながら

緩めたり、血流を改善させることもできます。

また、鍼をすることでその部分の筋肉が

微細に傷つくことで治そうとする細胞が

沢山集まり、治癒速度を上げてくれます。

 

これからどんどん寒くなり、身体がしっかり温まってない状態で

スポーツをすると、筋肉に負担がかかりすぎて

ケガをしやすかったり、肉離れなどにも繋がるので

ウォーミングアップは入念に行なってくださいねnote2

サルビア整骨院