セーバー病（かかとの痛み）とはオスグッド病と共に成長期における代表的なスポーツ障害のひとつです。アキレス腱が付いているかかとの骨（踵骨）にスポーツなどで負担がかかりアキレス腱の牽引力（引っ張る力）が加わる事によって成長途中の弱い踵骨に炎症が起こる事をセーバー病と言います。牽引力だけでなくジャンプなどの着地で下からの突き上げ力が加わることによっても起こります。

主にサッカーやバレーボールをしている8歳から12歳の子供に多いと言われています。

症状

・運動中、運動後のかかとの痛み

・かかとを押すと痛い

・かかとの熱感や腫れ

・歩行時にかかとが痛くつま先歩きになる

 

かかとに負担がかかる原因

・ふくらはぎの緊張…ふくらはぎが固くなることでアキレス腱に牽引力が働き、かかとに負担がかかります

・ジャンプの着地…ジャンプの着地でも地面からの突き上げ力がかかとの負担にもなります

・靴のサイズが合ってない

・固いアスファルトを走り続ける

 

予防法

・ふくらはぎのストレッチ&マッサージ

・足の裏のマッサージ

・痛みが強い場合は運動後のアイシング

・定期的なかかとの圧痛チェック

・自分にあった靴を履く、かかとにインソールを入れる

普段の靴やスパイクを選ぶときはどうしてもメーカーやカッコよさを重視して買ってしまうことが多く、中々自分に合った靴を履けていない人がほとんどです。

見た目も大事ですがしっかり自分の足に合った靴を履くことでかかとや足の裏の負担軽減に繋がります。また自分の足に合うようインソールを入れるのもおすすめです。

サルビア整骨院