サッカーの試合中、集中力低下予防の栄養素について
集中力が低下してきて疲れなど感じやすくなった経験はありませんか?
小学生だと集中力は15分、中学生だと30分、大人でも50分が集中力の限度と言われていますが、
サッカーの試合ではプロの場合1試合90分、高校生だと80分、中学生だと60分といった長い時間集中してプレーしています。
人は集中力が低下すると体が疲れやだるさを感じやすくなります。
例えば朝食を抜いたり、主食・主菜・副菜がそろっていない食事だったりすると体に必要なエネルギーが不足し集中力が低下しだるさなどが感じやすくなります。
また、スポーツなどをしてエネルギーが消費され筋肉に溜まった疲労物質を分解する栄養成分も必要になります。
ビタミンB1にはこの疲労物質を分解する作用が入っているため食事の中で上手く取り入れることが重要になります。
ビタミンB1は摂取した炭水化物をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンのひとつです。
ビタミンB1の働き
・炭水化物の代謝促進
・疲労回復
・神経機能の維持
ビタミンB1を多く含む食品
肉類…豚ヒレ肉、ハムやソーセージなどの豚肉の加工品
魚介類…ウナギ、たらこ、いくら
穀類…玄米、胚芽精米
その他…カシューナッツ、ピスタチオ、エノキタケ、生湯葉など…
穀類は胚芽やぬかに多く含まれます。精白度が高いほどビタミンB1の含有量は減ってくるため普段食べる白米や食パンなどにはビタミンB1はほとんど含まれていません。
普段の白米が多い人は玄米と白米を混ぜたり、パンが多い人はライ麦パンにするなど色の濃い物選ぶのをおススメします。