生理痛(月経痛)について☆はり灸治療
こんにちは、阿部です☆
先日、朝の勉強会で月経のメカニズムについて
発表し、ブログにも書きましたが、
今回は、生理痛(月経痛)のメカニズムについて発表するため
こちらでもお話します。
まず、生理時の血液(経血)は
赤ちゃんを作ろうとする過程でベッドの役割となり、
子宮の子宮内膜が分厚くなり、妊娠しなかった場合に
体外に出されたものであることは前回お話しました。
そして、その血液を身体の外に出そうと
子宮を収縮させるホルモン(プロスタグランジン)が分泌されます。
このプロスタグランジンの分泌量が多いと
子宮の収縮力が強くなり
生理痛を感じやすかったりするのです。
若い女性や出産経験のない方に生理痛が多い理由は
子宮の出口が狭い為、より収縮させて血液を出そうと
プロスタグランジンの分泌量が増えるからです。
また、冷え性の人や寒さが増してきて身体が冷えると
血行不良になり経血の排出力も落ちてくるため
同様にプロスタグランジンの分泌量が増加します。
また、出産前は生理痛が強かったが
出産してから痛みが治まったというのは、
子宮の出口が広くなったゆえにプロスタグランジンの分泌量が
減ったことによる結果です。
実は陣痛時の痛みもこのプロスタグランジンによるものです。
プロスタグランジンの分泌量を調節するのは難しいですが、
日頃摂取する食べ物を気をつけると
生理痛や月経前症候群による症状が緩和されます
次回は、摂取した方がいい・しない方がいい
食べ物についてお話しします☆