野球肘改善/院内投球フォーム修正
こんにちは、サルビア整骨院の小泉です。
いよいよ夏の甲子園も始まり、無観客ではありますがやはり高校野球をテレビで見られる夏はいいなといった感じです。
神奈川県代表は横浜高校で1年生が大活躍していますので楽しみです。
今回は当院でおこなっております投球障害専門治療の中でおこないました投球フォームの修正についてご紹介いたします。
院内のスペースにて実際にボールを投げてもらいそれを動画にて撮影させていただき、動作分析ソフトで投球フォームを解析し
修正方法やトレーニング、ストレッチ方法をご提案します。
今回の患者さんは小学生で投げるときに肘の内側に痛みが走るとのことでした。
肩甲骨、股関節、背骨などの可動域を確認し、投球フォームを実際に確認させてもらいます、
実際に行った修正前と修正あとの画像がこちら
今回はトップの位置を主体に修正しました。
頭の位置とトップの位置が離れること
胸の反りがでない→肩甲骨の動きが減る→手投げになる→肘に負担がかかる
といった流れになります。
そのため頭とボールの位置を近い状態で投球動作を行ってもらい胸をしっかりとそらせて腕の加速をアップします。
この投げ方を自然とできるようになれば肘への負担は減少します。
なかなか1日で体に覚えさせることは困難なためキャッチボールやシャドウピッチングなどで意識し続けることが重要です。