投球フォームにおける軸足の重要性とチェック方法
こんにちは、小泉です。
5月も半ばとなりいよいよ本格的な野球シーズンとなり、社会人から高校球児、中小学生と多くの方が大会に参加しており、院内も連日野球関連の患者さんにご来院いただいております。
今回は題名の通り、野球の投球フォームにおける軸足の重要性と自分で簡単に行えるチェック方法をご紹介しております。
文章ではかなり長くなってしまうので、ユーチューブにて少し長いですがご紹介しておりますのでそちらからでもご覧いただけます。
では、内容をかいつまんで文章でご紹介させていただきます。
↑の画像はユーチューブの画像となります。
野球というスポーツは回転動作を投げるときも打つ時もおこなう競技となります。
今回は投げる投球フォームに特化してご紹介致します。
野球を行っている方は一度は“軸”というキーワードを聞いたことがあると思います、これは回転運動はコマと同じ原理で回転しており、コマが倒れそうになると軸がブレて最終的には横に倒れると思います。
コマの様に強く回転をするには軸をまっすぐに保ちつつ、リリースまで持っていく必要があります、その軸というのは体には『重心線じゅうしんせん』という体に中心となる線が存在します。
この重心線に沿って体がしっかりと立った状態で足を挙げられるかが大変重要となります。どうしても野球肘の原因としては“肘が下がっているから”“体が突っ込むから”“体が開くから”・・・など色々とありますが、そもそもこの軸がしっかりと保てないことには肘を上げるや体を開かないなどはその後の動きの話とないりますので、軸足を重心線に乗せてから重心を移動させるということは大変重要となります。
軸がブレることで野球肘の原因や体重移動がスムーズではなくリリース時に最大限の力だが発揮できずパフォーマンスの低下の原因ともなります。
では、自分の軸はしっかりと保てているのかをチェックする方法は、自分の足のサイズの倍の半径の円を地面に描きます。
この中に軸足を入れた状態で前足を自分のフォームで一番高い位置でジャンプします。
着地した際に円の中に軸足が残っていれば問題ありません、しかし、円の前、横、後ろなどに軸足が出てしまう場合は体の軸がブレているということになります。
軸足がブレることで投球フォームが安定しないため、コントロールも定まらず、野球肘や野球肩、パフォーマンス減少など様々な現象がしょうじます。
まずは簡単なチェック方法ですので試してみてください。
文章では少し省いて記載しているため是非ともご賞味ある方は少し長めの動画ではありますがこちらの動画をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。