坐骨神経痛
~症例報告~
40代 女性
主訴症状:左殿部~太もも裏~ふくらはぎにかけての痛み
ふくらはぎのけいれん
治療コース:鍼灸45分コース・30分コース
治療周期:1週間に1回
治療回数:計7回
来院理由:初回来院の4か月前にギックリ腰一歩手前の様な状態になり、
他院にて数回の鍼治療で腰の痛みは落ち着いたが、
左殿部~太もも裏~ふくらはぎにかけての痛みと痺れが取れず、
当院のHPを見て来院。
病院にてMRI検査をした結果ヘルニアと診断。
痛み止めを処方されたが、全く効かず、
ストレッチや温めたりしても変わらないとのこと。
足は痛くて引きずっている。
治療効果:1回目の治療後、痛みが半分くらいになった。
足もあまり引きずらず、スムーズに歩けている。
けいれんも減った気がするとのこと。
2~4回目の治療後は大きく痛みが減ったわけではないが、
全体的によくなっている感覚。
5回目から30分コースに変更。5・6回目の治療後からだいぶ楽になり、
痛みの強さが10分の3くらいになった。
7回目以降から治療間隔を1週間⇒1.5~2週間に変えて継続中。(7回目までで1ヶ月と1週間経過)
今回の患者さんは4か月もの間痛みが変わらず苦しんでいました。
初めは背中から腰、殿部から太もも裏にかけての施術をしていましたが、
昔から慢性的に左の首・肩が凝りやすいと聞いて、途中から首・肩甲骨周りの治療も入れました。
首・肩甲骨周りの治療をプラスしてから一段と状態がよくなりました。
下半身の痛みでも上半身が関係していることはよくあります。
坐骨神経痛は放っておいてもなかなかよくなることが少なく、
長引くことが多い症状です。
より早い治療が必要ですので、お早目にご相談ください。