帝王切開後の腰痛について
帝王切開後の腰痛で悩むママへ
出産後、「腰がずっと重い」「抱っこや授乳のあとに腰がズキッと痛む」と感じていませんか。
特に帝王切開で出産した方からは、
「お腹を切ったのに、どうして腰がこんなに痛いの?」
という声をよくいただきます。
実は、帝王切開はお腹の手術であると同時に、体全体のバランスや支え方が大きく変わってしまう出来事でもあります。
その結果、腰に負担が集中し、産後しばらくしてから腰痛が強く出てくることも少なくありません。
この記事では、帝王切開後の腰痛について「なぜ起こるのか」を中心に、原因や症状を一般の方にも分かりやすく解説していきます。
お子さん連れでも安心してご来院いただけます

当院では、ベッドサイドまでベビーカーのままお子さんと一緒のスペースで施術を受けていただけます。
『子どもが泣いたらどうしよう…』
そのように不安に感じるママさんも多くいらっしゃいます。
しかし実際には、多くのママさんがお子さんと一緒にご来院されています。
もしお子さんが泣いてしまっても、当院スタッフが柔軟に対応いたしますので、どうぞ安心してご来院ください。
3. 腹直筋乖離(かいり)と腰痛の関係
妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、お腹の前にある腹直筋が左右に引き伸ばされていきます。
真ん中にある白線という線維も伸ばされるため、出産後もしばらく腹直筋が左右に離れたままになることがあります。
これが、腹直筋乖離(ふくちょくきんかいり)と呼ばれる状態です。
腹直筋乖離があると…
- お腹に力を入れても、うまく力が伝わらない
- 腹圧が保てず、腰が反りやすくなる
- 姿勢を支える「コアの筒」がゆるんだ状態になる
つまり、体の前側の支えが弱くなり、その分、腰の筋肉に負担が集中しやすくなるということです。
特におへそ周りに力の入りにくさを感じたり、ぽっこりお腹が残ったりすることが多く、見た目の悩みだけでなく、腰痛の原因にもつながっています。
腹直筋乖離そのものは、時間の経過とともに軽くなっていくこともあります。
しかし、放っておくことで正しい腹筋の使い方を忘れたままの状態になってしまい、結果として腰痛が慢性化してしまうケースも少なくありません。
5. 授乳・抱っこによる姿勢負荷
帝王切開後は、傷口をかばうために前かがみや片側に体重をかける姿勢になりやすくなります。
そこに毎日の授乳や抱っこが加わることで、腰への負担はさらに大きくなっていきます。
特に注意したい姿勢
- 片側の腰に赤ちゃんを乗せ、いつも同じ側で抱っこしている
- ソファやベッドにもたれ、前かがみで授乳している
- 骨盤を前に突き出すような姿勢で立ったまま抱っこしている
これらの姿勢は、骨盤のねじれや反り腰を強め、腰の関節や筋肉にストレスをかけます。
一回一回は小さな負担でも、毎日の積み重ねによって痛みとして現れてきます。
6. 帝王切開後の腰痛でみられやすい症状
- 朝起きると腰が固まっている感じがする
- 長時間立っていると、腰からお尻にかけて重だるい
- 授乳や抱っこのあとに、腰の一部がズキッと痛む
- 腰を反らすと痛みが強くなる
- 骨盤ベルトで安定感を感じる
- くしゃみや咳で腰に響く
これらは、体幹の筋肉が十分に働いていない状態で骨盤が不安定になっているサインとも考えられます。
7. 腰の不調が長引きやすい理由
- 腹筋や骨盤底筋が十分に働かないまま育児が始まる
- 睡眠不足やストレスにより筋肉の緊張が抜けにくい
- 自分のケアに時間を割きにくい
- 「産後だから仕方ない」とそのままにしてしまう
「痛みを感じる → かばう → 動きが悪くなる」という流れが続くことで、腰の不調が長く続くケースもみられます。
8. 体の負担を減らすための考え方
8-1. 体幹(コア)を少しずつ使う意識
強い運動ではなく、呼吸や軽い動きから体幹を使う感覚を取り戻すことが大切です。
8-2. 骨盤まわりの安定性を意識する
お尻や股関節まわりの筋肉を意識することで、骨盤を支えやすくなります。
8-3. 姿勢と動作の見直し
- 授乳クッションを使う
- 抱っこは左右を意識して使い分ける
- 同じ姿勢が続かないようこまめに変える















