コンタクトスポーツによる首肩の痛み|はり灸治療
こんにちは、小松です
先日、東京の神田まで藤本秀樹先生の「コリジョンスポーツにおける腰痛、頚部痛に対する鍼治療の実際」というセミナーに参加をしてきました!
藤本先生の専門であるアメリカンフットボールの選手に多い疾患、特に首と腰の鍼治療について色々と学んできました
今回は、首の疾患である「バーナー症候群」について少しご紹介したいと思います。
「バーナー症候群」、聞いたことない方も多いかと思います。その名前の通り、バーナーで焼かれるような痛みが首から腕にかけて走る症状が特徴です
タックルの多いアメリカンフットボールで多く見られ、他のコンタクトスポーツで頭部から肩にかけて強い衝撃を受けた時に発症します。
症状は一時的なもので、すぐ消えるか長くても1時間以内には回復する為、そのままプレーを続行できることが多いです。
特別な治療は必要ありませんが、スポーツ後は首のアイシングをします。また、周囲の筋肉の緊張や頚椎の関節に痛みが出ることも多いため、首から肩にかけて鍼やマッサージ等で緊張を緩める施術を行うことをお勧めします
基本的に筋力が弱いと衝撃で首が反らされ、首の筋肉や頚椎、神経を刺激してしまいますので、筋力を強化しておくことで予防につながります。