ストレッチポールを用いた運動の特徴について。

ストレッチポールを使用した運動の最大の特徴は、

患者自身が運動を行うことにより、スポーツによる一定の運動を繰り返し
行った結果生じている筋肉の緊張を緩ませることにより、ゆがんできている
脊柱を健康な状態に近づけることです。

また、ストレッチポールの上で運動することにより、正しい姿勢を保持するために
必要な体幹の筋肉を容易にトレーニングできます。

体幹を構成する筋組織は「インナーユニット」と「アウターユニット」

「インナーユニット」
骨盤底の筋肉、横隔膜、腹横筋、多裂筋など、身体を支える深層の筋肉のこと。
これらの筋肉は相互に働き合って上肢・下肢が効率よく働くように体の軸をまっすぐに
保つという役割をもっています。

「アウターユニット」
意識できる筋肉。

これらの「インナーユニット」と「アウターユニット」の機能低下によって、
背部の痛み、腰背部の痛み、股関節周辺の痛み、膝関節痛などの障害が引き起こされる
可能性があるのです。

~ストレッチポールの適応~

・関節可動域の減少
・筋力の低下
・バランス反応の低下
・協調性の低下
・筋持久力の低下
・固有感覚機能の低下
・神経性による柔軟性の低下

などが挙げられます。

サルビア整骨院