サッカーでの素早い動きに対応するためには…
前回同様サッカーで必要な筋肉で今回は大腿四頭筋についてお話しします。
大腿四頭筋とは前ももの筋肉の総称で4つの筋肉から出来ていて体の中でもとても大きい筋肉になります。
①大腿直筋
②外側広筋
③内側広筋
④中間広筋
この4つをまとめて大腿四頭筋と呼びます。
前ももの中でも中央についている筋肉が①大腿直筋と④中間広筋。
外側についているのが②外側広筋。内側についているのが③内側広筋です。
主に膝を伸ばす時に使う筋肉になりますが自分の体重を支えるのにも重要な筋肉になります。
サッカーだとキック力やダッシュ力のスピード強化、方向転換等の急激なストップ動作に対応する筋肉になります。
トレーニングの効果
1下半身の安定化…サッカーはコンタクトスポーツの為相手がぶつかってきた時などに踏ん張り、衝撃に負けないようにします
2ブレーキ強化…サッカーは急に走ったり、止まったりと急激な動作が多い為急な動きにも対応できるようにします
3運動能力の向上…先ほど言ったようにとても大きい筋肉なのでボールを遠くに強く蹴る等キック力を向上させます
また大腿四頭筋が硬くなると成長期の子供に多いオスグッドの原因にもなるので運動前後のストレッチは欠かせません。
大腿四頭筋トレーニング
正しいスクワットのやり方
足を肩幅に広げ股関節を落とすように膝を曲げていきます
太ももと床が平行になるまで下げましょう
その時に膝がつま先から出ないように意識して行ないます
大腿四頭筋ストレッチ
ストレッチしたい方の膝を曲げて体を後ろに倒して前ももを伸ばしていきます
あまり伸びている感じがしない時は曲げている方の足の下にクッションを入れ高さを出してあげるとよりストレッチする事が出来ます。