冷え症の原因と体への影響について
冬によく指先や足先が冷えるなどで冷え症という言葉を聞いた事があると思います。
最近だと夏場にクーラーの当たりすぎで夏の熱暑い時期にも体の冷えを感じる人が多いのをよく耳にします。
冷え症という言葉はよく聞きますが実際何が原因でどのような症状が出るのか簡単に説明します。
冷え症の原因
①生態的要因(体の中に原因がある)
・自律神経失調…体には交感神経(戦う神経)と副交感神経(休む神経)があり戦う時の交感神経が常に働いていると血管が収縮して体の血のめぐりが悪くなり指先や足先に冷えを感じやすくなります。
・ホルモンバランスの乱れ…更年期、妊娠、月経、ダイエット等でホルモンバランスが乱れ自律神経に影響を及ぼします。
②環境的要因(身の周りに原因がある)
・生活環境の乱れ…生活リズムの乱れ、冷暖房の使用、洋服の薄着、ストレス、疲労等
・外気温の変動…日中と夜の気温差
これらの原因によって体温の中で較差が生まれたり、冷たい風に当たったりし身体が冷え回復するまでに時間がかかります。
その結果、他人が寒くないと思う環境温でも寒さを感じたり、苦痛を感じない寒さでも異常に寒さを感じたりします。
その他の症状として寒さを感じるだけでなくめまい、不眠、体の疲れ、立ちくらみ、肩こり、腰痛、免疫力低下など様々の症状が出ます。
日頃から冷え症を自覚している方や原因不明のめまい、立ちくらみなどでお悩みの方は一度生活習慣を見直してみませんか?