生理痛にいい・悪い食べ物① はり灸治療
こんにちは、阿部です
前回、生理痛の原因についてお話しましたが、
今回はまず生理痛のある方が食べない方がいい物を
少しご紹介します
まず、生理痛の大敵は冷えです。
身体を冷やすような事は避けなければいけません。
食べ物で言うならば「砂糖」が入っているものや、「添加物」が多いもの、
「カフェイン」が含まれているものなどです。
コンビニ弁当やスナック菓子、ファストフードや清涼飲料水などには
食品添加物や人工甘味料、たくさんの砂糖が含まれています
砂糖と言っても色々ありますが、1番良くないのは「白砂糖」です。
白砂糖は原料から何度も精製をした末、ミネラルやビタミンが取り除かれ、糖分だけが残ったものです。
糖の他には何も栄養素は含まれていません。
糖は体内でエネルギーとして使われる際にビタミンB群やカルシウムなどが必要ですが、
白砂糖には含まれていないので体内から貰わなくてはいけません。
つまり摂取し過ぎるとビタミンB欠乏を起こしやすくなります。
ビタミンBは赤血球を作るのに不可欠な存在。砂糖をエネルギーに代える為に使われると、
血液の質と量が低下。熱を体内に届けてくれる血液が少なくなるので冷えに繋がります
さらにビタミンB群が不足すると自律神経が乱れて交感神経が優位になるとされています。
交感神経が優位の状態が続くと末梢血管循環が低下し、やはり冷えが生じます。
また糖を摂取すると血糖値が急激に上がり、それを下げようとインスリンが分泌。
その結果、今度は血糖値が急激に低下します。
血糖値が低下するのと同時に体温も低下します。
この血糖値の急激な変動がイライラや落ち込みなど精神的な面でも影響が出てきます。
食品添加物や人工甘味料は、発がん性や成長不良、遺伝子への影響など
身体に及ぼす悪影響がここ数年問題視されています。
(他にも、吐き気・嘔吐・イライラ・頭痛などなど…生理中は特に敏感なので気をつけたほうがいいです。)
また、コーヒーや紅茶、コーラなどにはカフェインが含まれていますが、
カフェインは中枢神経に働きかけて血管を収縮させたり、
ミネラル(鉄分など)の吸収を下げ貧血につながります。
今の時代、多くの食品や調味料などに砂糖や食品添加物、甘味料が含まれているので
いきなりゼロにするのは難しいですが、
まずは減らすところから意識してみるといいと思います
生理痛がひどい方は、生理中でなくても日頃から
注意してみてください