ご自宅でできる簡単セルフケア☆四/五十肩編
こんにちは、阿部です。
当院では、患者さんの症状がより改善するように
ご自宅でできるセルフケアも指導しており、
今回はその中から「四十肩・五十肩」に対するケア方法をご紹介します。
~四十肩・五十肩とは~
肩の痛みと動きの制限をきたす疾患で、正式には肩関節周囲炎と言います。
今までは腱板損傷や石灰沈着性腱板炎なども含めて四十肩・五十肩と呼んでいましたが、
最近では原因の明らかな場合は五十肩に含めないとされ、
肩に痛みと動きの制限がある、年齢が40歳以上である、明らかな原因がないという
3つの条件を満たすものを四十肩・五十肩と呼びます。
そして症状は大きく3つの時期に分けることができます。
①急性期 → 痛みが強く動かせない(6週~9ヶ月)
②拘縮期 → 痛みはあるが動かせないこともない(4~6ヶ月)
③回復期 → 動きに制限はあるが痛みはほぼ無い(6カ月~2年)
基本的に発症しても1年半~2年ほど経過すれば自然と改善すると言われています。
しかし、2年も痛みと動きの制限が続くのはかなりのストレスですよね。
ですので当院では、少しでも早く痛みと動きの制限が改善するよう
低周波や超音波、鍼灸やマッサージを使って治療を行なっております。
そして下記の体操をご自宅で行うことをおすすめしています。
ただしこの体操は、必ず回復期に行なってください。
急性期に行なうと炎症が悪化する可能性があり、
拘縮期に行なうと再び炎症が強くなる可能性があるからです。
この体操のポイントは、肩を動かそうと意識するのではなく
身体を動かして肩を振り子の様に揺らすことです。
痛みが強い場合は、重さを変えたり回数を減らしたりと
決して無理はしないでくださいね。
今後もご自宅でできるセルフケアやストレッチを
アップしていきます♪
わからないことなどありましたら、
お気軽に当院へご相談ください。