むくみはり灸治療
皆さんこんにちは
鍼灸マッサージ師の小松です
今回のテーマは「むくみ」についてです
関東もついい梅雨入りし、本格的に雨の季節になりました。湿気も増えジメジメしますよね
この時期から足がむくんで怠かったり、体全体が重たく感じたりする人が増えてきます。
なぜこの時期にむくみやすくなるのか簡単にご説明いたします。
①気圧が不安定になるため
梅雨になる気圧が不安定な状態が続きます。気圧が不安定になると自律神経が乱れやすく、体の血流が悪くなります。血流が悪くなれば代謝も悪くなり、体の中の老廃物が代謝されずに体の中に停滞してしまい、それがむくみや怠さにつながってしまうのです。
②湿気が増える為
人間の身体は汗が蒸発することによって熱を外に放出させ、体温調節をしています。しかし、梅雨は湿気が強くなると空気中の水分が増える為、汗が出にくくなり体内に水分を溜め込んでしまいます。
③代謝機能が悪くなる為
東洋医学では、梅雨は「脾」を病みやすい時期になります。脾は体の水分代謝を円滑に行い、消化吸収を担う働きをしています。その為、脾が病むとそれらの働きが衰え、食べ物の消化吸収や代謝が悪くなり、体がむくんで重怠くなります。
これらの理由の為、体がむくみやすくなってしまいます。自律神経の乱れには腹式呼吸をしたり手の指先を揉んだりすることで少し改善することができます。また、湿気が増えると体に空気を取り込みにくくなるので、腹式呼吸を意識的に取り入れてみましょう!
代謝が悪くなるこの季節におススメの食材はトウモロコシや大豆、空豆といった食材です。
足がむくんで怠い時は、「三陰交」や「陰陵泉」といったツボを押すとむくみが少し改善されます♪また、立って背伸びの体操を10回くらい行ってふくらはぎを収縮させるとむくみが少し改善します♪
三陰交(内くるぶしから指4本分、押すと痛む)
陰陵泉(膝の下、内側にあり、骨のきわ。押すと痛む)
「足がむくんで怠い」とか、「体が重怠くて怠い」という方は、はり灸治療や全身マッサージで全身の血流を改善してあげることをお勧めします